FORDの魅力

フォードはビック3と言われる世界でも有数の自動車メーカーの一つですが

、100年以上前に世界で初めて自動車の大量生産を行った企業です。

その長い歴史の中で、常に魅力有る車を世に送り出してきました。

世界最初の自動車は、1769年にフランスで蒸気自動車が発明されたのが世界最初とされています。

1777年には電池が、1823年にはモーター、1873年にはイギリスで電気式トラックが発明され、ガソリンエンジンの自動車は、1886年、ドイツでゴッドリープ・ダイムラーによって初めて作られました。

現在、ガソリンエンジンに代わり環境に優しい電気自動車が販売されていますが、自動車の歴史では、ガソリンエンジンが発明される10年以上前に電気自動車が発明されていたのです。

フォードが自動車の大衆化を主導

自動車は貴族などの富裕層のステータスでしたが、1903年にアイルランド移民のヘンリー・フォードがフォードを設立し、1908年、簡素な構造で生産コストが大幅に低減したT型フォードを発売しました。

これにより、貴族などの富裕層の持ち物であった自動車が、一般大衆が持てる自動車になったのです。

そして、T型フォードは、20年に亘り1500万台以上を販売し、世界初の量産車となりました。T型フォードは、最盛期には、北米の自動車の50%以上を占めるなど、いかに人気があったかが伺われます。

一方、フォードのピックアップトラックは、1925年に初めて販売を開始し、1976年以降現在まで、フォードピックアップトラックのFシリーズは乗用車を含む全ての自動車の全米販売台数1位を43年間守っており、年間販売台数は約90万台にも上ります。

Fシリーズは、商用車としてだけでなく、一般家庭の車として使用される事が多く、Fシリーズの70%以上が一般家庭の車として使用されています。

現在のピックアップは、日常では乗用として、休みには、キャンプなどのレジャー用として、そして、大きな荷物なども運べるトラックとして等、多目的に使用できる真のSUVとして不動の人気を得ています。

一方、誰でも知っているフォード・マスタングは1964年に発売が開始され、現在まで、アメリカのスポーツカーとして絶大な人気を保っております。

時代に合わせて車と進化する会社

この様に、フォードは、1903年会社設立以来、常に人気がある車の製造・販売を行っています。

何故フォードは自動車が本格的に生産され始めた1900年代初頭から今まで人気ある車を生産・販売し続けられたのかは、それぞれの時代に即した信頼性が高く高性能で良いデザインでValue for moneyの車を市場に供給続けてきたからです。

現在車に要求される性能としては、ガソリンなどの化石燃料の将来の枯渇や原油の高騰等から燃費が良い車や化石燃料を使用しない車が望まれています。

フォードは、ガソリンやディーゼルエンジン車に於いては既にダウンサイジングを行い、フルサイズのピックアップトラックであるF150に於いても主要なエンジンはエコブーストと呼ばれる3.5ℓツインターボ・エンジンで、低燃費・高出力を得て、荷物を積んだり牽引したりするフルサイズピックアップトラックに充分以上のパワーを供給しており、あらゆる過酷な使用状況下での使用を可能にしています。

又、近年中に電気自動車もピックアップトラックを含む多くのモデルで採用される事になっており、既に数モデルで、電気自動車が導入されています。

この様に、それぞれの時代で要求される性能を満たし、広大なアメリカ大陸でロングドライブに堪えるタフな車を長年に亘り市場に送り込んでいる実績が認められ、北米での自動車産業を牽引する会社の一つになっております。

一方、ヨーロッパのマーケットでは、アメリカとは違う性能が車に要求されるため、より小型で高性能な車を開発し、ヨーロッパやアジア・オセアニア・南米・中東・アフリカなどの多くのマーケットにおいても多数のヒットを飛ばしてきましたが、近年では、ONE FORDのスローガンの下、全世界で共通するモデルの生産を行い、部品の共通化や膨大な費用が掛かる開発を纏めるなどによりコストの削減、環境に優しい企業を実行し、世界の全てのマーケットで要求される性能を満たす車を開発・生産・販売しています。

本当の価値が解っている人が選ぶ

この様に、フォードはあらゆる市場に適した数多くの魅力有るモデルを世界の市場に供給しています。

アメリカ大陸での過酷な使用に堪え、ヨーロッパの感性にも受け入れられるデザイン、酷暑の地域から厳寒の地域まであらゆる環境に適応するタフでエレガントで高性能で低燃費を兼ね備えた世界で通用する車、それがフォードなのです。

いわば、車をよく知っていて、感性が鋭く、環境などにも敏感で、本当の価値が解っている人が選ぶ車がフォードです。